タンドリースパイス
- スパイスを混ぜておく。
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7種のスパイスは、辛味よりも香りの相乗効果を狙って調合。クミン、コリアンダー、ターメリックなど、タンドリースパイスのベースとなるスパイスに、カルダモンやジンジャーを効かせて爽やかに。
サルモリーリオ(30分 ※水分を抜く時間は除く)
- トマトは湯剥きして種を取り、塩を振って1時間ほど水分を抜き、小さいサイコロ状(3㎜)に切る。
- エシャロットはみじん切りにする。
- オレガノ、フェンネルの上にパセリ、バジルを置いて刻む。
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フェンネルシードやオレガノは刻む際に飛び散りやすい。上にパセリ、バジルの葉を重ねると刻みやすく、香りもなじむ。
- すべての材料をボウルに入れて混ぜ合わせる。
主材料(5分)
- 甘鯛の身の部分だけに薄力粉を付け、180℃の油で揚げる。
- うろこにタンドリースパイスを振りかける。
ギリシャヨーグルトカルダモンムース(5分 ※エスプーマのガス充填時間は除く)
- 生クリーム、塩、砕いたカルダモンを鍋で沸騰させて香りを出す。
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砕くと独特の爽やかな香りとほろ苦さが広がるカルダモン。濃厚なギリシャヨーグルトの酸味にプラスアルファのインパクトを。
- 濾して冷めたらギリシャヨーグルトと合わせ、エスプーマサイフォンに入れる。
盛り付け
- 皿にサルモリーリオ、その上に甘鯛を乗せ、ギリシャヨーグルトカルダモンムースを添え、自家製ハーブオイルをかける。
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甘唐辛子/Paprika
パプリカの果実を乾燥・粉末にしたもので、微かな甘み、渋みがあり、主に料理の彩りや色付けに使用される。
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馬芹(ばきん)/Cumin
セリ科の植物の種子で、独特な強い芳香とほろ苦さがある。カレー粉の特徴的な香味を持つ主要なスパイス。他にはチリパウダー等の原料になっている。色、形、大きさからキャラウェイと混同されることがある。
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こえんどろ/Coriander
セリ科の植物の種子で、セイジとレモンを合わせたような独特の香りがあるが、青葉のクセの強い香りとは異なる。カレー粉の主要スパイス。アジアでは幅広く使用される。
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うこん/Turmeric
ショウガ科の植物の根茎部でやや土臭い香りと多少の辛みがある。カレーなどの料理を黄色に色づけるスパイス。水には溶けにくいが油との相性が良い。
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小荳蒄(しょうずく)/Cardamom
ショウガ科の植物の種子。1㎝くらいの卵型で爽やかな芳香があり、味は少しほろ苦く、「香りの王様」と言われる高級スパイス。コーヒーやデザートなどにも。
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生姜/Ginger
ショウガの根茎部で、刺激性のある香りと強い辛みがある。この香味は万能のスパイスと言われ、臭み消しや香り付け等に、すっきりとした後味の良さで利用される。
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Chili powder
カエンペッパー、オレガノ、クミン、ガーリック、塩等を混合したスパイス。メキシコ料理の主要スパイスで北米、スペイン料理等でも使用される。