主材料
- 豚ロース肉は全体に塩をまぶし、みじん切りにしたにんにく、ローズマリー、マジョラムを表面に塗る。そのまま30分ほどマリネする。
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ローズマリーは肉料理と相性の良い定番スパイス。さらにマジョラムの香味を加えると、より複雑な味わいのグリルに仕上がる。
トッピング
- オレンジの皮を3回茹でこぼし、千切りにする。水、グラニュー糖とともに小鍋に入れ、ごく弱火にかけ、焦げないよう混ぜながら約30分煮る。水分が少なくなったら、160℃のオーブンに入れ、2~3時間加熱して乾燥させ、粗熱を取る。ローストアーモンドとともにみじん切りにし、一味唐辛子と合わせておく。
ソース
- はちみつを小鍋に入れて少し煮詰め、赤ワインヴィネガー、②をふたつまみ入れ、塩で味を調えソースにする。
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はちみつの甘味に赤ワインヴィネガーを加えることで、きりっと引き締まったソースに仕上がる。
主材料&付け合せ
- グリルパンで豚ロースを両面グリルする。20~30分が目安。その間に下茹でした小にんじんを、オリーブオイル少々(分量外)を熱したフライパンでソテーし、シェリーヴィネガーを回しかけて香りを付ける。
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コクと酸味がはっきりした赤ワインヴィネガーは肉のソースに、香りが高いシェリーヴィネガーは野菜の付け合わせの仕上げに。
素材に合わせ、2種類のヴィネガーを使い分ける。
仕上げ
- ④の小にんじん、カットした肉を器に盛り、③のソースをかける。②のトッピングを適量散らし、クレソンを飾る。
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唐辛子の辛み、オレンジのほろ苦さ、ヴィネガーの酸味、はちみつの甘味、多彩な味を一度に楽しめるのが大きな魅力。
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まんねんろう/Rosemary
シソ科の植物で、爽やかで甘い芳香とほろ苦さがある針状のハーブで、肉、魚介料理、じゃがいもなどに広く使用する。
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まよらな/Marjoram
シソ科の植物で、オレガノより繊細でほろ苦く、タイムより甘い香りを有し、イタリア料理、トマトを使った料理に比較的多く使用される。
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赤唐辛子を乾燥し、種を抜いてあらびきにしたもの。主に和風料理に使用される。